インタビュー

保育士

子どもたち一人ひとりに愛情を注ぎながら
日々の成長を間近で見守っています。

社会福祉法人わかば福祉会 わかば保育園(白山市)
保育士 境 佑二さん

就職後、仕事への思いに変化はありましたか?

中学校の職場体験で保育園を選んだことがきっかけとなり、現在の仕事に就きました。最初の3年間は、子どもと元気に遊び、ご飯を食べてお昼寝して、ケガなく過ごすことができれば、それで良しという日々を送っていました。しかし、経験を重ねるごとに、子どもたち一人ひとりの課題や足りないところを見落とすことなく、その子のペースに合わせてゆっくりと成長をサポートしていけたらと思うようになりました。同時に子どもとの関わり方に迷っている親御さんに対してアドバイスを送るなど、保育士として何か支援ができたらと意識が変わっていきました。

仕事の楽しさややりがいを教えてください。

子どもたちは日々成長しています。それを間近で見られることは楽しく、やりがいにもつながっています。思ったことを何でもストレートに言う子どもの無邪気さは可愛く、時には必死になって思いをぶつける姿に成長を感じることもあります。ある日、親御さんとの連絡帳に「子どもが『境さんの顔を見るとうれしくなる』と話していた」という一文を見つけました。普段から愛情をもって子どもたちと接しているつもりなので、その気持ちが伝わったような気がして、本当にうれしかったです。

今後の目標を教えてください。

今は充実した毎日を過ごしていますが、子どもたちから人間として憧れられるような、頼られるような存在でありたいと思い、保育に携わっています。これからもお手本とまではいえなくても、子どもたちから「境先生のようになりたい」と思ってもらえるように、自分自身の技量や人間性を高めるつもりです。そのためには保育だけではなく、さまざまなことに目を向け、すべてが勉強だという気持ちで保育士の道を歩んでいきます。

保育の仕事を考えている人たちへのメッセージ

保育に少しでも興味があれば、子どもと触れ合う仕事の楽しさをすぐに理解できるでしょう。男性保育士の数は確かに少ないですが、現場では男性の力は必要です。女性保育士と男性保育士がいて初めて家庭的で温かい保育の場が生まれると私は考えています。保育に興味がある方は、ぜひ一緒に頑張りましょう。

社会福祉法人わかば福祉会 わかば保育園(白山市)
保育士 境 佑二さん